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言葉のチカラ

先日、私の父親と同世代、年配のお客様とお話ししていた時のことです。

その方は、離れて住むお嫁さんに大変ご立腹な様子でした。

「こんなことを言われて頭にきた!」と・・・。

それを聞いていた私は、お気持ちをなだめようと思って

「悪気はなかったんでしょうね・・・」と言ったのですが

「悪気がある、ないは関係ない! 事実、こうして自分は傷ついているんだから!」と

おっしゃっていました。

 

それを聞いて、「それもそうかもしれない・・・」と思いました。

いくら悪気がなくても

相手を傷つけていることには違いないのですから。

 

言葉は簡単に口から出てきます。

だからこそ気をつけなければいけないものなのです。

 

昨日はドッグライブリー協会シニアドッグ介護習得コースの日でしたが

「シニアドッグカウンセリング 介護相談、アドバイスノウハウ」を

お伝えしました。

愛犬の「介護相談」はニーズが高く

これからも必要とされていく分野です。

介護方法が分からず悩んだり困ったりしているかたが

とても多いからです。

 

この「介護相談」でのポイントも

「言葉の使い方」です。

 

言葉は上手に使えば問題ありませんが

選び方によっては

困ったことになりかねません。

 

アドバイスの言い方によっては、前向きに取り組んでいただけることも

不用意な物言いによって

相手に不快感を与えたり

誤解を招いてしまうことも。

 

言葉によって介護でお困りの方の

気持ちを軽くすることもできる。

でも、間違えれば傷つけてしまうこともある。

 

それを自覚しているからこそ

私はいつも言葉には気をつけています。

 

ゆっくり分かりやすくお話しする。

そしてなるべく前向きな言葉を選びたいと思っています。

(2023年7/23のブログ記事を加筆修正したものです)

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