ドッグヘルパーOne by One
実はあの頃のまま
シニアドッグと濃密な(笑)
時間を過ごす 「犬の介護」(シニア犬シッターも)という仕事。
いっしょに長い間いるうちに
色々なことが心と体で分かるようになりました。
これまでに、500時間級で一緒に過ごしたワンコさんも
何頭もいます。
仕事でお伺いしていると
その時間は100%そのシニアわんこさんのことを
見たり考えたりしているわけで
本当に濃密な時間なのです。
色々なことが分かった中でも
私が嬉しく思っているのは、
いくら年をとっても、わんこさんの中身は若いころとほとんど変わらないということ。
でも表情筋がおとろえて
顔の変化が乏しくなったり
足腰が弱くなり思ったように動けないから
アピールがうまくできなかったり。
でも、中身はあの頃のまま。
純粋で 家族のことが大好きな愛犬のままなんです。
なので、積極的に声をかけたり
ほめたりしていただきたいです。
ほめられれば、気分も良くなりますし
自信もつきます。
歩くことが難しくなっても
お水を自分で飲めるならば「ひとりで飲めてすごいね!おりこうさん!」と
ほめてください。
できることを
たくさんほめてください。
シニアわんこさんが、何のことをほめられているのか
いまひとつ分からなかったとしても
「うちのママは何のことを言っているのかな?」と
考えをめぐらします。
その「めぐらし」が大切です。
脳の老化予防につながります。
ぜひ、たくさんシニアわんこさんとコミュニケーションをとってください♪
聞こえてないから、見えてないから、と
コミュニケーションをあきらる必要はありません。
聞こえづらくなっていても
全く聞こえなくなっているわけではないかもしれません。
(実際にそういう場合がほとんどです)
あまり見えなくても光やシルエットは分かる場合もあります。
それに犬の第六感、
「雰囲気を読み取る力」は
それはそれは素晴らしいものです。
温かい手で愛犬をやさしくなでる。
その時に
温かい言葉をどうか添えて
もっともっと
お互いの楽しい時間になりますように♪
(2019年7/17のブログ記事を加筆修正したものです)
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